

12月5日から9日まで5日間、コロンビア大学インプラント科のデニス・ターナー先生の講義と、ICOI国際インプラント学会に参加してきました。
今回の講義の内容は、ほとんどが復習を兼ねたものになりましたが、新しいトピックスもありました。
新しいトピックスとは、歯を抜歯をしてその直後にインプラントを埋入する、“抜歯即時インプラント”についてです。この方法は、数年前に多くされるようになり、どのような方法が適しているのか議論されてきました。結論は、抜歯後、“唇側の歯を支えていた骨がダメージを受けていない場合に限り抜歯即時にインプラントを埋入してもかまわない“というものです。
そして、以前は、インプラントを埋入したのち”骨との隙間に、骨補填剤を入れる必要はない“という答えでしたが、現在では補填剤を入れた方が、骨も歯肉もきれいに修復されるというものでした。このことは、われわれ日本人のグループも補填剤を入れるべきではないかと考え、以前から行なってきていたことでしたので実験的にそのことが証明されたことは大変うれしく思いました。
我々の、考えが認められたわけですから・・
世界広しといえどもデニス・ターナー先生ほど論理的に考え、実際の臨床に即した研究をされている方は少ないと思います。
動物実験の研究を基に論理を展開する方や、自分の臨床の感触を基に話す方も多いのですが・・・。今回の参加したメンバーでテーマを決めて治療のデーターをとり、持ち寄って論文を書きインプラント学会に発表していくということも今後必要であると感じました。
そして、ターナー先生のような論理的な思考で答えを導いていく事、これが我々にできる医学への貢献の一つであると思います。
また、今回はNYということで、自由の女神像に出会うことができました。
自由の女神像はニューヨーク・シティ湾中央に浮かぶ小さな島に立っています。
自由の女神像はフレデリック・アウグスト・バルトルディという彫刻家によって製作され、
1876年にアメリカ独立100周年を記念してフランスから国際的友情の印に贈られたそうです。以来、皆さんもご存じの通り、自由の女神像は自由と民主主義の象徴として世界的に知られています。
マンハッタンのダウンタウン端にあるバッテリー公園から特別フェリーに乗ると、自由の女神像のあるリバティー島を訪れることができ、女神像を間近から見ることができました。
美しい自由の女神像を前にし、決意も新たに頑張ろうと思えました。
NYの研修は“素晴らしい気付き”をまた与えてくれました。自分が歯科医師としてどう社会に貢献していくべきであるのか、今後の学びの計画、そして日本という国は、外からみてみてとても“素晴らしい誇るべき国”であることを実感しました。
12日からは年末に向かってのラストスパートです。2011年やり残したことがないように、そして2012年に向けて目標を持って研鑽を積んでいこうと思います。宜しくお願いします。